クラブワールドカップの影響だけではないのでしょうが、最近何かとバルセロナのサッカーをもてはやす内容のテレビや雑誌が増えています。
私はサッカー批評という雑誌を好んで読んでいますが、ここのところ内容がバルセロナに片寄りだしてきたので買うのを中断しています。
せめて欧州サッカー批評だけはと思い購入を続けていますが・・・
今回、この欧州サッカー批評でブスケツ選手へのインタビューが載っていたので、それについて感じたことを綴りたいと思います。
長々と書くのは面倒なので簡単に書いてしまいますが・・・ブスケツ選手はバルサのサッカーを意識してサッカーはしていないそうです。
どういうことかというと、つまり彼は育成年代から指導された通りにサッカーをしているだけで、特にこれといって意識はしていないとのこと。
また、試合の時も特に監督から『ああしろ こうしろ と言われたり指示されることはない』と語っています。(このインタビューが、どこまで本当かは分かりませんが)
この時点で分かることですが、彼の脳から身体の隅々までバルセロナのサッカーが染みついているということ。
ですから我々が指導したとされる子供たちや我々指導者も現在の日本のサッカーが脳や身体の隅々まで染みついているわけです。なのに今さらバルセロナのサッカーをしようとしてもできるはずがありません。
だからこそ我々は考え方や発想を変えなければいけないのではないかと。
例えば『あいつ下手だな』とか『あいつ周り見えないな』とか『あいつ基本が下手だな』などは、ある意味本人というよりは今までに出会った指導者の責任によるものであるわけで、むやみに本人を責めてはいけないと思うんです。
それなりの指導者から指導を受けたからこそ、今の基本技術や基本戦術、基本となる対人への対処やプレーなどができていると考えるべきです。
少し話が反れてしまいますが・・・
最近高校OBで行った忘年会で、とあるプロ選手がこんなことを言っていました。
『高校時代にコーチに教わったことや言われたことが今になって凄いと思うようになってきた』
『周りにプロのコーチとかいるけど、あの当時、それよりも一つも二つも先をいっていることを言っていたコーチにホント驚いている』
私はこれを聞いて驚いたというよりは、彼とそのことを共感できたことに凄い喜びを感じました。
そして彼もそろそろ指導者の道を歩み出しているのだなと悟ることができたことと、現役のプロ選手がそう言ってくれたことで、同じ指導を受けていた自分にも自信がつきました。
確かに指導者として何かに気づく時、何かと当時のコーチの言葉が頭をよぎることが多々あります。
今回は酒の入った場での会話だったので話はここまででしたが、もしかしたら彼もまた何かに気づき出しているのかもしれません。
さて話を戻します。
という感じで、私はそういう歴史のある中で作り上げてきたバルセロナを手に入れようとか真似しようとは思いません。逆に私はそれで金儲けしている指導者とかサッカー雑誌やテレビ関連などが大嫌いです。
やはり我々は日本に生まれ育ってきたわけですから、逆にそれを利用して発想を変えた育成や指導をしなければと思います。
なので『バルサになる!』とか『バルサを目指す!』のではなくて、我々が『バルサを倒す』というサッカーを目指さなければと。
ついでに話してしまいますが、バルサの凄いところは『ボールコントロール能力』と『判断力の速さ』それにメッシやイニエスタのような個人の技術があって今のバルセロナの強さがあります。
当然、戦術はバルセロナが長年かけて作り上げてきたものですから真似はできません。ただし、これを上回るためにの『バルサと同じ、またはそれ以上のボールコントロール能力』と『判断力の速さ』があれば打倒バルサは実現可能ではないかと私は推測しています。
これを予想しているのが実は同じ雑誌でインタビューを受けているイングランド代表監督のカペッロ氏です。
そして彼は、それを実現するのはイタリア人監督ではないかとも言っています。
最近のイタリアサッカーにスペインの技術や考えが入ってきているとも口にしています。現に様々なスタッフがセリエAに介入しているとのこと。
いまだバルサだけを見ていては世界のサッカーから置いていかれてしまいます。というか、今頃バルセロナのサッカーに魅了され、憧れているようでは時代遅れになるでしょう。
既にライバルたちは新たな試みにチャレンジし、新たな戦術を練りながら、虎視眈々とチャンピオンの座を狙っています。
これはある意味、日本にもチャンスなんじゃないかなと私は思います。
あの世界一のボールコントロール能力と判断力の速さがあれば互角、またはそれ以上のサッカーが実現可能になるわけですから。
食い下がっては行けません。
私はそうなれるように、そうなれることを信じ、小さな集団・地域から世界を目指していこうと発想を変えてみることにしました。
この考えに共感できる方は是非とも連絡ください。
我々と一緒に夢を実現させましょう!
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